医療職主婦のdiary〜健康と美容と日常〜

都内在住、主婦歴は3年目、医療職としては10年以上。逆流性食道炎、バレット食道、貧血、アレルギー体質改善が今の目標♪健康と美容と日常をテーマに体験談を主に書いています☆

2020年8月新型コロナに感染しました〜ホテル療養の実際&必要なもの〜

こんにちは。

chisaです!

 

ここからは前回の続きで、2020年8月時点でのホテル療養の実際の生活を書いていきます。

 

▼前回のコロナ発症からホテル移動まではこちらを読んで下さい。

2020年8月新型コロナに感染しました〜発症からホテルに移動まで〜 - 医療職主婦のdiary〜健康と美容と日常〜

 

わたしもホテル療養と言われた時に、2020年4月に書かれたブログを読んだおかげで準備もできて、安心してホテルに行けたので、これからホテル療養となる方の少しでも役に立てればと思います。4月にブログが書かれた時より時間も経っている分、色々と整っている印象です。

 

1、1日の流れ

2、ホテルの設備、アメニティ

3、持ち物(必須、持って行って良かった物、不要だった物、持って行けば良かったもの)

4、食事

5、退所について

 

1、1日の流れ

7:00 検温、パルスオキシメーターの測定

8:00〜9:00 朝食

午前中 看護師さんによる電話での体調確認

12:00〜13:00 昼食

16:30 検温、パルスオキシメーターの測定 

18:00〜19:00 夕食

 

1日の流れはこんな感じです。朝7:00には館内放送で「検温とパルスオキシメーター測定の時間です。」と繰り返し流れるので必ず起きることが出来ます。

パルスオキシメーターとは、皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍が測定できる機械です。一般的に96%〜99%が標準値になり、肺炎などになると数値が下がります。入所時に説明がありませんでしたが、女性は測定のために指一本でもいいのでネイルを外しておく必要があると思います。

▼パルスオキシメーター

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食事は、1階ロビーに取りに行くので、フロアごとに少し時間をずらして取りに行く指示があります。全て館内放送に従って動きます。

食事の時間帯にしか1階ロビーに降りることは出来ないので、その時間帯にゴミ捨てやアメニティの補充も必要であれば自分で行います。

午前中の内に毎日、看護師さんからの体調確認の電話がありました。とても優しく丁寧な対応で、不安な気持ちも聞いてくださったり、質問にも可能な限り答えてくれます。体調が悪くても自己判断で薬は飲んではいけないので、内線で電話相談して医師に判断してもらいます。

 

2、ホテルの設備

どこのホテルなのか明かしていいのか分からないので写真で察して下さい。普通の6畳くらいのシングルルームですが、ベッドも大きめでバスルームも広くて清潔感もありとても綺麗で快適でした。

▼部屋の内観

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▼ハンガーも掛けられます

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▼バスルーム

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◇部屋にあるもの

・テレビ

・冷蔵庫

・ドライヤー

・湯沸かしポット

・マグカップ、粉末の煎茶、梅こんぶ茶

・ハンガー3個

・タオル1枚、バスタオル1枚

・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ

・歯ブラシ、歯磨き粉セット

・スリッパ

ティッシュ

 

◇補充可能なアメニティ

・リネン類:枕カバー、バスマット(週2枚まで交換可)

・日用品:歯ブラシセット、シャワーキャップ、剃刀、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、固形石鹸、洗濯洗剤、ティッシュ、トイレ洗浄剤、トイレットペーパー、紙コップ、プラスティックコップ、使い捨てマドラー

・食品:粉末のお茶、インスタントの粉のコーヒー、スティックシュガー、ペットボトルの飲み物(水、麦茶、緑茶、ほうじ茶)

・その他(企業からの差し入れ):粉の洗濯洗剤の小袋、バススポンジ

 

3、持ち物について

30代女性の主観的な意見なので、男性であればまた必要なものは変わってくると思いますので参考までに。

◇必須の持ち物

・携帯電話、充電器

・体温計

・薬(持病のある方)

・洋服、部屋着、パジャマ、下着

・スキンケア用品

・眼鏡、コンタクト、コンタクト洗浄液

・化粧品類(帰りは自分で帰るので必要!)

・生理用品(女性は念のために持っていった方がいいと思います)

・バスタオル、フェイスタオル(部屋に一枚ずつはありますが、自分で部屋で手洗いになるので洗濯も考えて絶対に1枚ずつは持っていった方がいいです)

・お金(ホテル内では全く不要ですが、帰りの交通費は必要です)

 

◇必須のもの以外で持っていって良かったもの

個人的に良かったものなので参考に。

・頭痛薬&胃薬:熱は下がっていましたが眠れないほど頭痛が酷すぎて、看護師さんに相談して持参した薬を飲ませてもらいました。普段食べないメニューが多くて、胃もたれしたので胃薬もあると安心です。

・ノートPC、電源:各部屋にWi-Fiがあるので問題なく使えます。

・布マスク:エアコンで常に部屋が乾燥しているので、寝る時用に肌触りのいいマスクを持っていって良かったです。使い捨てマスクは1日1枚支給されます。

ハーブティー、ドリップコーヒー:気分転換になりました。

・豆乳&青汁:野菜不足を気にして普段から飲んでいたので、3食お弁当だと野菜不足になるので良かったです。

・お菓子:夜ご飯が早いので少しあると、小腹が空いた時に嬉しいです。お弁当の量が女性には多く、部屋にこもりきりで運動も筋トレ程度しか出来ないのでなかなかお腹が空かず、たくさんは必要なかったかなと思います。

サプリメント元々毎日取っていたので、持っていって良かったです。サプリは薬ではないので、特に看護師さんの許可は必要ないです。

バスソルト気分転換のために持っていきましたが、バスソルトのおかげで嗅覚障害に気付きました。

・お風呂の掃除用具:部屋の掃除は各自でやります。掃除道具はコロコロが各フロアに一つあるだけでした。

・本:時間が有り余っているので、体調が落ち着いたら読む余裕もあります。

 

◇不要だったもの

これはホテルによって設備が違うので、わたしと同じホテルの人に限りかもしれないです。

・インスタント味噌汁:こちらも毎日1回は紙コップに入った味噌汁をお弁当と一緒に配られるので必要ありませんでした。

・ドライヤー:部屋の物の風力が弱いとストレスなので持っていきましたが、部屋の物も十分に使える風力でした。

・スリッパ:部屋に備え付けの物があり、部屋の中とお弁当を取りに行く程度であれば十分でした。

 

◇持っていけば良かったもの

・小さいピンチハンガー:洗濯は自分で部屋で手洗いなので、下着などを干せるものがあれば良かったです。

・ヘアブラシ:アメニティにあると思っていたら無かったです。

・延長コード:枕元に電源が無かったので、携帯電話の充電用に欲しいなと思いました。

・粉のスポーツドリンク:水は手に入るので、水に溶かすタイプのものを持っていけば良かったです。

・食器用洗剤、スポンジ:部屋にマグカップはあったので、コーヒーや紅茶を飲んだ時に洗えるものがあれば良かったなと思いました。

 

ざっとこんな感じかなと思います!

わたしのいたホテルでは差し入れがOKになっていたので、よっぽど必要な物があれば家族や友人に持ってきてもらうことが可能です。ただし、危険物がないかチェックが入るらしく、すぐに手元にこないため常温保存ができる物に限るらしいです。

 

4、食事

食事は全てお弁当になります。お弁当屋さんが作ったお弁当で、味は美味しく、ボリュームもかなりあります。電子レンジも3つあったので、温めて食べることが出来ました。朝食にはサンドイッチが出ることもありました。

アレルギー食の対応はしていないとのことだったので、食べられないものは避けて食べて欲しいとのことでした。色々とアレルギーのある人はかなり食べ物を持ち込むか差し入れをしてもらう必要があると思われます。

また、体調が優れなくてもメニューは同じなので、あまり食欲がない状態でホテル療養になった場合はゼリーやお湯で作れる粥、カップスープなど持ち込んだ方がいいかもしれないです。

 

▼ある日のお弁当2日分

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 5、退所について

退所は、発症日から10日間経過し、症状軽快後72時間経過した場合(無症状の方は陽性確定に関わる検体採取日から10日間経過した場合)に、医師、看護師による健康観察を実施した上で問題がなければ退所になります。退所時にPCR検査はありません。

 

長くなってしまいましたが、こんな感じです!

 

最後に…

できるだけ淡々と書いてきましたが、実際に一人でホテルの部屋にこもっていると孤独で不安にもなるし、嗅覚障害が出たときのショックはかなり大きいものです。現在も嗅覚障害は続いています。

職場にも、家族にも、友人にも心配と迷惑をかけ、発症から最短でも10日間は普通の生活を送ることは出来なくなります。できるだけ同じ思いをする人を増やしたくないので、他人事だと思わずに、基本の感染予防の徹底をして新型コロナにかからないようにみなさんお気をつけ下さい。

 

ホテル療養中に支えてくださったみなさま、本当にありがとうございました!

心から感謝いたします。